意外と知られていないゴムの試作方法
ゴム製品を形にするには“金型”が必要不可欠です。
製品の形状にもよりますが、金型製作費用はかなり高額になる場合があります。
しかも金型は一度製作してしまうと、修正が難しいため、
失敗してしまうと一から金型をつくり直さなければなりません。
ですので、「金型をつくる前に形状を確認したい!」
というお問い合わせが結構あります。
今回はそんなお客様にご提案している
「意外と知られていないゴムの試作方法」をご紹介いたします。
その① 切削
切削加工機でゴムブロックから製作を削り出す加工方法です。
金型が必要なく、1個~製作可能です。
このような形が製作できます↓
その② ウォータージェット加工
水の噴流の運動エネルギーを利用してゴムシートを切断する加工方法です。
パッキンなど平型の製品であればこちらで加工できます。
このような形が製作できます↓
その③ 打ち抜き加工
トムソン刃型を使用してゴムシートを打ち抜く加工方法です。
ウォータージェット加工と似ていますが、こちらは量産にも向いている加工方法です。
このような形が製作できます↓
このように様々な加工方法がありますので、
量産の前に試作してみてはいかがでしょうか。