ゴムの表面処理
ゴムは柔らいため、製品を作った後で表面処理をするのが難しい素材です。
ですのでゴム製品の表面形状は金型の表面処理によって決まります。
ゴムの表面をつるつるした見た目にしたければ、金型を鏡面仕上げにします。
金型の表面が鏡のようにつるつるです。
ゴムの表面をざらざらにしたければ、金型にシボ加工をします。
こちらは金型の表面がざらざらしています。
注意点
ここで注意しなければならないのは、ゴムの場合、金属や樹脂と違って表面が鏡面の方が滑りが悪くなることです。
表面を鏡面にしてしまうと、ゴム本来の粘着力が発揮されてしまい、ほこりや指紋の付着も目立ってしまいます。
さらっとした触り心地にしたい場合は表面にシボ加工をすることをお勧めします。