「ゴム材料の耐寒性について」

本日11月7日は「立冬」

2024年11月7日は二十四節気のひとつである「立冬」です。
本日はかなり冷え込んで、冬の始まりを感じました。
そんな寒い時期に関連する「ゴム材料の耐寒性」について
簡単にご紹介いたします。

 

ゴム材料の耐寒性

ゴム材料には数多くの種類があり、その特性も様々です。
今回ご紹介する耐寒性に関しても
ゴム材料によって得意・不得意があります。

耐寒性の低いゴム材料は、低温の環境で
ゴム分子が自由に動くことができず弾性が無くなり、硬くなってしまいます。

逆に耐寒性の高いゴム材料は、低温の環境下でも
ゴム分子の柔軟性があり、弾性を損ないません。

 

耐寒性に優れたゴム材料

シリコーンゴム

シリコーンゴムは-70℃前後でも使用でき、耐寒性に優れています。
人体に無害ということで、調理器具として使用されたり
医療現場などで使用されることも多いです。

また耐熱性にも優れており、200℃前後の耐熱温度があります。

 

EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)

EPDMは-40℃前後で使用可能なゴム材料です。
耐候性・耐オゾン性・耐水性に優れており、
ケーブル・建築資材・自動車関連部品に使用されます。

 


 

今回は「ゴム材料の耐寒性」「耐寒性に優れたゴム材料」に関して
ご紹介させていただきました。
何かございましたらお気軽にご相談ください。

公開日:2024/11/07
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